令和2年度 当山大施餓鬼法要ご報告

本年も無事に施餓鬼法要を厳修いたしました

去る８月20日、令和２年度の大施餓鬼法要を、当山本堂にて厳修いたしました。

大施餓鬼法要では、まつり手の無い無縁精霊等の三界万霊に供養することにより、皆様のご先祖様方を始め、志すご精霊様の追善回向をし、施主ご当家のご繁栄と家内安全、ご多幸を祈念申し上げております。

すでにお知らせの通り、今年は新型コロナ感染症拡大防止の観点から、本年のみの特例として大幅な規模縮小にて勤めさせて頂きました。

本年は新型コロナ感染症拡大が心配される中での実施でありましたが、例年同様多数のご供養ご廻向お申込みを頂きました。

本年は組寺ご寺院様方のご参集を仰ぎませんでしたが、当山住職および副住職にて修法し、至心に祈念させて頂きました。
檀信徒皆様方におかれましては、この度の当山対応につきまして、ご理解ご協力を賜りまして誠にありがとうございました。

お陰様をもちまして、今般の施餓鬼法要並びに塔婆受け渡しは大きな問題も起こらず、無魔成満することができました。
法要にご参列頂ける人数を25名以下に抑えさせて頂きましたことで、完璧とは申せませんが、堂内での密を避ける工夫ができました。

午後１時より塔婆の配布を開始させて頂きましたが、本年は法要終了後に客殿テーブルの上に５０音順に塔婆を並べまして、ご来山頂いた方々へお渡しさせて頂きました。

地域別のご来山時間を予め目安としてご連絡させて頂いておりましたが、午後の半日の間に皆様タイミングよくご来山頂いたことで、玄関先で過密の状況になることはございませんでした。
前の方がいらっしゃる時は後ろへ並んで待って頂いたり、当山にて不案内なところ、皆様のご配慮のお陰でスムーズな塔婆受け渡しが実現いたしました。深く感謝申し上げます。

来年は、例年の如く盛大に厳修出来ることを祈っております。
皆様におかれましては、引き続きご自愛専一にてお過ごし下さいますよう、お願い申し上げます。

合掌
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿