「わがまち港南の石仏たち」ギャラリー展
本日は港南歴史協議会の斎藤様よりご案内頂きまして、港南公会堂で展示中の「わがまち港南の石仏たち」ギャラリー展へ行ってきました。
公会堂2階エスカレーターを上がってすぐの小スペース展示ですが、港南区内にある代表的な石仏について、写真と大判タペストリーで紹介されています。
展示されているテキストは要点が簡潔にまとめられていますが、この展示を見て港南の石仏にご興味持たれた方は、平成29年に発刊された「わがまち港南の石仏たち(上巻:久良岐郡編、下巻:鎌倉郡編)」をお読みになることをお薦めします。
区内の石仏石塔353基を詳細に調べ上げ、まとめられた本書は圧巻の一言。大きな写真も多く、読み応えがあります(上巻:久良岐郡編では、自性院の石仏石碑についても詳細な情報を記載して頂いております)。
今日は、この「わがまち港南の石仏たち」の著者である陶山誠先生に直接ご説明を頂くことができました。
陶山先生のご説明は大変明快で分かりやすく、知識が広範に及ぶため住職からの質問にもよどみなく答えて下さいました。
大久保、最戸、別所、永谷、芹が谷、日野、港南台等々…昔から馴染みのある地域に当たり前にある多くの石仏石碑、きちんと調べると本当に面白いものです。
子供の頃から知っている場所にある「何かの石仏」「何かの道標」について、きちんと勉強できることは本当にありがたいことです。
特色があるような、こだわりの強い石仏には、やはりそれなりの由来があり…疫病や飢饉、災害等に対する人々の切実な思いが込められていました。
時間に余裕が出来てきたら、私も散策してみたいと思うようになりました。
地元港南区に現存する石仏たちの魅力は、若い世代の方々にもぜひ知って頂きたいと思います。
当展示は9月6日15時までだそうですので、ご興味ございましたらぜひ足をお運び下さい。
なお、今回ご説明頂いた陶山先生による石仏講座が、9月28日(火)14時から港南区社会福祉協議会で実施されるそうです。
港南区の石仏石碑について知りたい方は、ぜひお申込み下さい。
https://konanrekishi.home.blog/2021/08/25/sekibutsu/
(ページ下部に記載の講座情報に、参加費、申込方法等の記載があります)
本日ご案内頂きました陶山様、斎藤様、金子様、大変お世話になりました。
深く御礼申し上げます。
及ばずながら、盛会を祈念いたしております。
合掌