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松源寺半鐘の銘文

この半鐘には、現状分かる範囲では次のような銘が彫ってあると思われます。
資料用に、掲載しておきます。

小鐘銘併序
相陽鎌倉府雪下境曰日金寺名松源昔時源右幕下剏営之霊蹟也
安願主薩(土+垂)之尊像佛工運慶自所造霊應殊(他?)而千寔蜜(乗?)一口(琳?)丘也
千爰在(三あるいは二?)同志者普化諸檀度
終鑄小鐘一口以寄附住持栄全

伏希以功因斉利(?)顕永?不朽

銘曰 高架密場。以鎮願主。考(撃?)不鐸。梵音宣揚。薫聞々盡。悉皆囘光。惟功惟徳。永却無彊。

正徳元辛卯歳十月吉辰 日金山 松源寺 御鑄物師 木村將監 藤原安成

*(?)は読めていない文字で、推測を含みます。
*現住の不勉強で、読み下しができていません。分かり次第、更新させていただきます。
*資料によっては、彫られている「日金山」を「月金山」と記しているものがあります(見た目は確かに「月」に見えます)。しかし、確認したところ、恐らくは銘を彫った人物のクセ字と思われます(「相」「昔」等の「目」「日」の縦画終筆が同様にハネているため)。